肩こり
肩こりとは
腰痛などの痛みとは異なり、肩こりは我慢できてしまうことが多く、慢性化して肩がこっている状態が普通になってしまうと、肩の筋肉がガチガチに固まっているにもかかわらず、本人に肩こりの自覚がない方も多く見られます。
この隠れ肩こりの人も含めると、相当数の方が肩こりの症状を持っていることになり、まさに国民的症状といえるでしょう。
そんな肩こりですが、症状が重くなると頭痛や吐き気の原因にもなるので、できれば早めに解消しておきたいものです。
どうして肩はこるの？
一般的に肩こりは、筋肉が緊張して硬くなることで血行が悪くなり、酸素や栄養分が十分に供給されず、乳酸などの疲労物質が溜まってできたコリが神経を刺激することで起こると言われています。
マッサージを受けても またすぐに肩こりに悩まされていませんか？
ほとんどの肩こりは姿勢の悪さからくる「骨盤の歪み」や「背骨のずれ」が根本の原因です。
悪い姿勢（猫背・下を向く等）
悪い姿勢が続き背骨が捻れる・骨盤が歪む
バランスが崩れた骨格の補助で筋肉が緊張する
筋肉が拘縮し血管や神経を圧迫する
血行が悪くなり老廃物が溜まりコリになる
マッサージなどの揉んだり叩いたりする施術では、筋肉をほぐしたり血行を良くすることで、肩こりは一時的に気持ち良く感じることはできます。
しかし、骨盤や骨格の歪みなど、筋肉を緊張させている根本原因が解消されていないため、また「筋肉が緊張し・血行が悪くなり・老廃物が溜まる」という悪循環が繰り返され、肩こりが起きてしまいます。
肩こりになる原因
どのようなことが原因で「筋肉が緊張し・血行が悪くなり」肩こりになるのでしょうか？
姿勢が悪い
デスクワークで長時間パソコンに向かっていたり、スマホやゲームに集中してしまうと、自然と下向きになり背中が丸まり顔を突き出した姿勢になってしまいます。
この猫背の姿勢は重量のある頭を支える首や肩の筋肉に、より一層の負担をかけることにもなり、筋肉が緊張し血行が悪くなり肩こりが起こります。
また、あぐらや横座り、足を組んで座ることで骨盤が歪んだり、横になって頬杖をついてテレビを見たりすることで首の骨がずれることにより、首や肩の小さな筋肉が体幹の大きな筋肉に引っ張られたり、神経を刺激されることで緊張し肩こりが起こります。
ストレス
ストレスを受け自律神経のバランスが崩れると、交感神経の働きが活発になります。
この交感神経は筋肉を緊張させたり、血管を収縮させる働きをしているため、交感神経の過剰な働きが首や肩の筋肉や血管を硬くしてしまい、血行が悪くなり肩こりを起こします。
目の疲れ
パソコンやスマホ、ゲームなど、長時間の目の酷使や、合わない眼鏡やコンタクトレンズの使用などにより眼神経が疲労します。
眼神経の疲労は顔や首の筋肉を支配する神経を刺激し、それらの筋肉が緊張することにより、血行が悪くなり肩こりが起こります。
運動不足
首や肩は重量のある頭や腕を支えなければならず、運動不足により筋力や柔軟性が低下すると、筋肉が収縮し疲労しやすくなります。
腰痛同様、女性が肩こりになりやすいのも、筋肉量の少なさや、筋力の弱さが影響しています。
寒さ
寒い時期や冷房が効き過ぎている部屋では、体温維持のため筋肉が収縮して発熱し、血管は収縮して体温が逃げないように血流を抑えます。
また、このような時は体も縮こまり背中が丸まっていることが多く、「血行が悪い・姿勢が悪い」という条件が揃い、肩もこりやすくなります。
肩がこっているからと、単純にこっている部分を揉んだり、叩いたりするだけでは、肩の筋肉が収縮し血行が悪くなる原因が改善されないため、またすぐに肩がこってしまうというサイクルが繰り返されてしまうのはこのためです。
あなたの肩こりを原因から改善します
上記のように、肩こりの原因も人それぞれ異なるため、カウンセリングや検査によって、あなたの肩こりの原因を探し出します。
姿勢の悪さが原因となる肩こりに対しては、首の骨と骨盤という背骨の上下からアプローチし調整を行っていきます。
ストレスや自律神経が影響する肩こりについては、自律神経や頭蓋骨の調整等も先述の施術に加えながら、肩こりの改善を行っていきます。
もしあなたが、肩こりでお悩みなら、ぜひ一度たいよう整体院の施術を受けてみてください。
つらい肩こり、無理に我慢なさらず一緒に改善していきましょう。
あなたも痛みのない生活を取り戻しませんか。
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