偏平足・外反母趾
あなたはこのような症状でお困りではありませんか?
- 長時間立ったり、歩いたりすると、足裏がだるくなる
- 足裏が引き伸ばされるような痛みがある
- 足が痛くて長時間歩けない
体の端にあるため、痛みなどの具体的な症状が出るまで見過ごされてしまう足関節の歪みですが、体を支えてくれる足だからこそ、足関節の歪みを放置してしまうことで腰痛など様々な問題をあなたの体に引き起こしてしまいます。
偏平足や外反母趾による直接的な足の痛みがない場合でも、偏平足や外反母趾によって崩れたバランスが膝関節・股関節・骨盤に歪みを生じさせ、膝痛や腰痛などの原因となっていることがあります。
足の構造と土踏まずのアーチ
土踏まずのアーチとは?
足の裏には立った際に床に触れない土踏まずというくぼんだ部分があり、この土踏まずを作る骨の形がアーチの形状になっています。
人間はこの土踏まずのアーチ構造が発達しているおかげで、体の表面積の1%ほどしかない足でバランスよく全体重を支え、二足歩行をすることが可能になっています。
しかし、この土踏まずのアーチ形状が崩れてしまうことで、足・膝・腰などに体の様々な部分に問題が生じてしまいます。
また、土踏まずのアーチ形状がバネのような働きをすることにより、土踏まずが足にかかる衝撃を吸収する仕組みにもなっているため、土踏まずのアーチが崩れると、足のバネが働かない状態になってしまいます。
そのため着地の際に衝撃を吸収できなくなったり、蹴り出しの際にも地面にしっかりと力を伝えることができなくなるため、歩いて疲れやすくなったり、痛みが出るようにもなります。
偏平足
偏平足とは?
片足の土踏まずには足の内側と外側に縦アーチ2本と足の前方に横アーチ1本の三ヶ所のアーチがあり、このアーチがそれぞれ、前後方向、左右方向、水平回転方向の姿勢制御を容易にします。
土踏まずの三ヶ所のアーチがしっかりできていると、踵・母趾球・小趾球の三点に体重が分散し、バランスよく立つことができます。
人間の体を支え、二足歩行をするうえで重要な役割を担っている土踏まずですが、ハイヒールなどの踵が高い靴を履く機会が多く前側(指側)に体重がかかり過ぎていたり、O脚で足の外側に体重がかかっているなど、足にかかる荷重のバランスが崩れていると、土踏まずのアーチが崩れてきます。
この体の中で重要な役割を担っている土踏まずの横・縦のアーチが何らかの理由で崩れている状態を偏平足といいます。
図を見ると偏平足はただ土踏まずのアーチが崩れているだけでなく、足首にも歪みが出ていることが分かります。
そのため土踏まずのアーチが崩れた偏平足では外足荷重や内足荷重になりやすく、これが全身のバランスを崩すことにつながり、腰痛などの不調の要因にもなるのです。
偏平足の症状
- 歩いたり走ったりすると土踏まずで衝撃を吸収出来ず、膝や腰へ負担がかかる
- 長時間立っていると足が疲れる
- 少し歩いただけで足が疲れやすく、足裏が痛くなる
- 歩いていると左右にふらつきやすい
- 親指が外反母趾気味になっている
- 後ろから見ると足首が内側に曲がっている状態
- 足裏にタコやマメができやすい
- 慢性的に足裏に疲労感を感じる
偏平足の種類
- 硬直性偏平足:立って足に体重がかかっている時も、座位や横臥で足に体重がかかっていない時も土踏まずが平らになっている
- 柔軟性偏平足:足に体重がかかっていない時は土踏まずにアーチが見えるが、足に体重がかかるとアーチが下がり土踏まずがなくなる
偏平足の原因
- 幼児期の足裏の筋肉や靭帯などの発達の問題
- 足指を使わない歩き方によるアーチ筋力の低下
- 運動不足による土踏まずにあるアーチの筋力低下
- 肥満による足に体重の負荷がかかり過ぎてアーチが下がる
- ヒールが高い靴や足に合わない窮屈な靴を履いて体重が足に均等にかからない
生活習慣や姿勢の影響によって土踏まずのアーチ形状が崩れてきますが、加齢や運動不足によって土踏まずを持ち上げている後脛骨筋腱の筋力が衰えることで、内側の縦アーチが下がり偏平足になることもあります。
この後脛骨筋腱は内くるぶし側から、足裏のほぼすべての骨につながっている腱ですが、周囲に血管が少ないため、栄養が届きにくい繊細な部位のため衰えやすい部分でもあります。
外反母趾
偏平足の発展形ともいえる症状が外反母趾です。
外反母趾はハイヒールなど踵が高い靴を履く機会が多い女性に多い症状ですが、拇趾が外側に「くの字」に曲がった様子から外反母趾との自覚はあっても、ご自身が偏平足だと自覚している人は少ないかもしれません。
足先が窮屈な靴や踵が高い靴を履くことで土踏まずのアーチが崩れ、足先に過剰な力が加わることで拇趾関節が変形してしまうと外反母趾になります。
外反母趾の主な症状
- 拇趾関節が外側に広がり、拇趾の先は内側に曲がっている
- 曲がってる拇趾の外側が靴に当たって圧迫される
- 横アーチが崩れて足幅が広がり、靴が窮屈になる
- ひどい場合は拇趾(第一趾)と2番目の足指(第二趾)が重なる
- こぶ、炎症、痛みなどが生じやすく、歩行への障害に至る場合もある
体の様々な不調につながる偏平足・外反母趾
土踏まずのアーチ形状が崩れ偏平足や外反母趾になると体全体のバランスを崩してしまいます。
このバランスが崩れた状態を続けることで足首・膝関節・股関節・骨盤などに歪みが生じ、結果的に体の様々な痛みや不調を生み出すことにつながります。
また、腰痛や膝痛を治療してもすぐに痛みが再発してしまう方は、偏平足や外反母趾を抱えた足がその症状の根本原因である可能性もあります。
このように偏平足や外反母趾はただ足だけの問題ではなく、体全体の不調に影響を与えてしまうことさえあります。
確かに体の中心に位置する骨盤も重要ですが、人間の体を一番下で支えてくれる足も、骨盤と同様あるいはそれ以上に重要な部位だということを忘れないでください。
偏平足・外反母趾・足の痛みでお困りなら、たいよう整体院までご相談ください
あなたがもし偏平足や外反母趾の症状でお困りなら、たいよう整体院までご相談ください。
偏平足や外反母趾の症状を改善し、最終的にバランスよく立てる状態、足の裏をしっかり使って歩ける状態に戻っていただけるよう、しっかりとあなたをサポートさせていただきます。
たいよう整体院が偏平足・外反母趾のあなたにできること
- 足関節が動いて機能するよう調整
- 動くようになった骨を土踏まずのアーチ状に調整
- 距骨・踵骨にアプローチし、歪んだ足首を調整
- 拇趾球・小趾球・踵にバランスよく体重が乗るように膝や骨盤を調整
あなたも痛みのない生活を取り戻しませんか。
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