顔が歪んだり、小顔でなくなるには、日常の姿勢や習慣が大きく影響しています。
あなたは心当たりはありませんか?
- 食事のとき片方の歯でばかり噛んでいる
- 頬杖をつく癖がある
- いつも同じ側を下にして横向きで寝ている
- 椅子に座ると脚を組んでしまう
- 寝ている時に歯ぎしりをする
- デスクワークで猫背になっている
このような姿勢や習慣の積み重ねが顔を歪ませ、顔を大きくさせてしまう原因と言われています。
頭部の筋肉がもたらす影響
食事のとき片方の歯でばかり噛んでいる
物を噛むとき、咀嚼筋という顔の側面の筋肉群が働いて下顎を動かします。
多くの人は無意識のうちに左右どちらか一方の歯で噛んでいると言われておりますが、あなたはどちら側で噛んでいますか?
よく噛む側の筋肉を使い過ぎて硬くなると頭蓋骨を引っ張ります。
そうすると顔の左右のバランスが崩れ、左右で目の大きさ・高さが違う、左右の口角の高さが違う、顎の歪みなどに影響を与えます。
寝ている時に歯ぎしりをする
寝ているときに歯ぎしりをする方や、無意識のうちに歯を食いしばる癖のある方は、咬筋に力が入っている時間が長くなり、咬筋が発達して硬くなります。
頬から下顎の範囲にある咬筋の硬直は、エラの張りやリンパの流れに影響してきます。
顔への直接的な外力の影響
頬杖をつく癖がある
頬杖をついている時、頭部の重さ分の圧力が下から加わることになり、顎関節が奥に押し込まれます。
顎関節が押し込まれることによる顎の歪みのほか、頬の高さのズレ、目の高さのズレにも影響を与えます。
いつも同じ側を下にして横向きで寝ている
左右どちらか一方から顔を圧迫されることになり、頭蓋骨の位置ズレにつながります。
また、横を向いて寝ることは背骨や首の骨の歪みや捻れの原因にもなります。
背骨や骨盤の歪みによる影響
椅子に座ると脚を組んでしまう
デスクワークで猫背になっている
一般的に「筋肉」と呼ばれている骨格筋は、骨の外側に付いており、複数の筋肉が互いに影響し合って働くことで、動作をしたり、表情を作る仕組みになっています。
脚を組んだり背中が丸くなって骨格が歪むことで、骨格に付着している筋肉も歪んで緊張して固くなり、他方は緩んで弛む部分が出てきます。
悪い姿勢を続けると、骨格のバランスを崩し慢性的な肩こりや腰痛を引き起こすだけでなく、体幹と首を介して繋がっている頭部の筋肉にも影響を与えます。
体の歪みは顔の歪みをもたらすことにもなるのです。